mewph’s blog

QOL向上に取り組むEuph吹きの奮闘記(意識は低い)

チューナーマイクをAndroidスマホで使う

散々落としまくって電池蓋がなくなってたりLEDが1個しか付かなくなってたりと、満身創痍なチューナーさんをそろそろ引退させてあげたい

というわけでチューナーマイクだけ再利用してみた

追記:Android11以降では仕様変更のため、以下の方法は使えなくなった

メリット

  1. チューナーを買わなくていい
  2. 電池切れを気にしなくていい
  3. 録音マイクとしても使える(ただしピストンの音がすごい入るw)

デメリット

  1. サウンド出力もイヤホン側になるので、スピーカーが同時に使えない
  2. ちょっとめんどくさい

めんどくさがりさんには最初からスマホ向けに作ってあるマイクもある

なおネットで調べた限りでは店頭で買う方が安い模様

やり方

Android 9でやってます
りんごのやつは持ってないので未検証
最後の制御アプリに替わるものがなければ厳しい気がする

使ったマイクはこれ

まずはこのモノラル標準プラグをスマホで使えるようにステレオミニ4極に変換していく

アダプタは2種類使用
モノラル標準→ステレオミニ3極と、ヘッドセットステレオミニ3極→ステレオミニ4極


ちなみに1個目はステレオ標準→ステレオミニ3極プラグでは不可なことがある(経験談
少なくとも上の製品組み合わせだと無理
理由は長くなるので後述

ヘッドセットアダプタの見た目がダサくて気になるなら他にも色んなタイプがあります
これとかスッキリしてて良さげ


ダメ元寄りのテスト目的だったから見た目度外視した
ちょっと後悔している

これを刺しただけではマイクが認識できなかったので、ストアから制御アプリを入れる
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nordskog.LesserAudioSwitch
(以下レッサー)

設定で通知マイク切り替えにチェックを入れて、イヤホン出力指定するとチューナーマイクが有効になる

使わないときはプラグ抜いてスピーカー出力に設定してから通知のチェックを外すorレッサーを強制終了すれば自動認識に戻る
これを毎回手動でやるのは大変面倒なので、Taskerなどの自動化アプリがあるととても捗る

ヘッドセット使えるBTトランスミッターとか使えば無線化もできると思う
私は電池の管理をすぐ忘れるからやらないw

補足

あまり知識がある方ではないので、ボロが出ないようにわかる範囲で掻い摘んで

4極だの3極だの何ぞ

プラグの黒い線で区切られた極の数のこと
線が2本なら3極、3本なら4極

4極に変換する理由は、スマホでマイクを使うために4極必要だから
オンボードのマイクも4極プラグ

モノラル標準からステレオミニ4極にダイレクトに変換するアダプタは今のところ見つからなかった
需要がニッチ過ぎるんだろうな…

モノラル→ステレオ変換が必要な理由

変なとこがショートして、ヘッドセットアダプタがそれを上手いこと解決できないから

実はPCだとステレオ標準→ステレオミニのアダプタ使ってもモノラルマイクが機能する
なので何で上手く繋がらないのかと長いこと悩んでしまった

出力制御が必要な理由

恐らくマイク-GNDの抵抗が高すぎて自動で検出できないため
参考:スマホのイヤホン | 徒然にくさぐさに
我が家の骨董テスターだと2MΩくらい出てた
ほとんど振り切ってて数値は当てにならないけど、とにかくそれくらい抵抗が大きい

信号自体は(断線さえしてなければ)検出されてなかろうが届くので、マイク入力を受付ける体制さえ整えてやれば使えるようになる
それをやってくれるのが上で紹介したレッサーである

追記

Android11以降では、仕様変更に伴ってマイク強制使用ができなくなった
残念

古い端末で遊ぶか、電子工作して抵抗挟むしかなさそう